2018年01月29日
お祝いの気持ちをご祝儀袋に込めよう
これは、結婚式を心待ちにしていたという気持ちを表すためです。日頃から1万円の新札を保管しておくと役立ちますが、手元にない場合は、銀行や郵便局で両替できますので、事前に用意しましょう。ご祝儀袋に入れるお札の向きにもマナーがあります。
ご祝儀袋の内袋である封筒の表と、お札の肖像画が描かれている表側を合わせて、お札の肖像画を上向きにして入れます。ご祝儀は善意の気持ちのため、もし、参列者がお金を入れ忘れたとしても、招待側は指摘しにくいです。
お金の入れ忘れがないように必ず確認しましょう。ご祝儀袋の上包みは、袋の上の折り返しに下の折り返しを重ねます。この重ね方を逆にすると不祝儀袋になってしまうため、注意しましょう。ご祝儀袋は、そのままバッグに入れて持参するよりも、袱紗に包むほうがスマートです。
バッグの中で水引きの形が崩れたり、袋が汚れたりすることを防ぎます。また、ご祝儀袋を大切に持ってきたという気持ちの表れにもなります。袱紗は、中央に向かって左側、上側、下側、右側の順に折っていきます。受付でご祝儀を渡す際は、袱紗を開いて、ご祝儀袋の文字を相手が読める方向にしてから、一言を添えて両手で差し出します。
袱紗は冠婚葬祭で使用する色が異なります。紫色はお祝いでもお悔やみでも使用できるので、初めて袱紗を用意する場合は、紫色がお勧めです。お祝いの気持ちを込めたご祝儀袋が、失礼にならないようにしましょう。