両親へのあいさつのマナーを知っておきましょう
結婚の意志をお互いに確認したら、次にそれぞれの両親に挨拶をしなければいけません。挨拶に行く際は、身だしなみをきちんとしなければいけないと言うのは誰でも分かるでしょう。しかし、他にも守るべき訪問時のマナーがあります。
1秒も遅刻してはいけないと考えている人が多いが訪問当日は、約束の時間を1秒でも過ぎてはいけないと考えている人がほとんどです。そのために、約束の時間の5分や10分前に到着することも珍しくありません。しかし、これはNGになります。訪問のマナーの一つに、約束の時間から3分から5分後に到着するのが目安と言うのがあります。
約束の時間よりも早く到着するのは相手を慌てさせることになり、マナー違反になるので気をつけましょう。もちろん、5分以上の遅刻はNGです。そして、部屋に通されてもすぐに結婚の挨拶をしてはいけません。
まずは、時間をとってもらったことに対して感謝を述べましょう。その後、しばらくは自己紹介や世間話をするのが普通です。
雰囲気が和やかになったら、男性から相手の両親に対し結婚の申し込みを切り出しましょう。緊張がピークに達するでしょうが、モジモジしていてはいけません。はっきりとした口調で、丁寧に申し込みましょう。その際、場所が洋室か和室かで振る舞い方は変わってきます。
和室の場合、座布団に座っていることがほとんどです。座布団に座ったままあいさつしてはいけません。座布団からはずれて座り直すのがマナーです。洋室の場合は、イスに座っているはずです。イスに座ったままあいさつすることはタブーになります。
イスから立ち上がって誠意を持って話すようにしましょう。こう言うことは忘れがちなので、意識しておくべきです。
では、男性宅ではどう振舞えばいいのでしょうか。女性が相手の両親に申し込みをするわけではありません。男性から両親に女性を紹介するようにしましょう。その際、女性はこれからお世話になりますとあいさつすることです。
挙式の話題については、親から聞かれない限り控えた方がいいでしょう。ただ、ほとんどの場合、親から挙式や入籍について聞かれます。聞かれたときのために、入籍や挙式の時期を事前に二人で話し合っておきましょう。また、訪問する際は手土産を忘れてはいけません。
3000円から5000円程度ものを用意しましょう。あまりにも高いものは相手に気を使わせることになるので注意が必要です。